2008年05月16日
製薬会社に勤める医師の給与 (4)
製薬会社に勤める医師の給与 (1)のコメント欄に、mauiさんからご質問をいただきましたので、今回は回答方々、製薬会社に転職した医師の勤務時間について書かせていただこうと思います。たしかに、給与の高低は勤務時間や業務内容との兼ね合いで評価されるべきものなので。
コメントは5月8日にいただいていたようですが、僕も再転職で7日から新しい会社(3社目になります)でのオリエンテーションなどが始まってバタバタしていたためレスが遅れました。まずはその点についてmauiさんにお詫び申し上げます。
さて本題ですが、製薬会社に転職した医師の「実質的な」勤務時間は、病院勤務時間とそう変わらないように思います。
しかし拘束時間はかなり短くなります。
禅問答のようですが、臨床医というのは、実際に患者さんを診察したりカルテを書いたり書類を作成したりといった実務以外に、特に何もしていなくても医局や医師控室にいなければならない時間がけっこう長いのではないでしょうか。
製薬会社では当直のように来るか来ないかわからない患者さんを待つ待機時間のようなものがありませんし(ごく稀に厚生労働省の回答待ちで待機していなければならないことはありますが)、少なくとも外資系製薬会社では付き合い残業のような風土が皆無なので、自分の仕事がなければさっさと帰ることができます。
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コメントは5月8日にいただいていたようですが、僕も再転職で7日から新しい会社(3社目になります)でのオリエンテーションなどが始まってバタバタしていたためレスが遅れました。まずはその点についてmauiさんにお詫び申し上げます。
さて本題ですが、製薬会社に転職した医師の「実質的な」勤務時間は、病院勤務時間とそう変わらないように思います。
しかし拘束時間はかなり短くなります。
禅問答のようですが、臨床医というのは、実際に患者さんを診察したりカルテを書いたり書類を作成したりといった実務以外に、特に何もしていなくても医局や医師控室にいなければならない時間がけっこう長いのではないでしょうか。
製薬会社では当直のように来るか来ないかわからない患者さんを待つ待機時間のようなものがありませんし(ごく稀に厚生労働省の回答待ちで待機していなければならないことはありますが)、少なくとも外資系製薬会社では付き合い残業のような風土が皆無なので、自分の仕事がなければさっさと帰ることができます。
むしろ残業しない方が「プロダクティビティ(生産性)が高い」と好評価を受ける傾向すらあります。
ただし、イベント前になると様相は一変します。
開発で言えば医薬品医療機器総合機構への治験前相談や、治験開始前のキックオフ・ミーティング、メディカル・マーケティングならば大規模な講演会などがそうした「イベント」に相当します。
これらはやはり顧客(医薬品医療機器総合機構や治験参加医師、講演会の出席者や演者)主体で事を進めざるをえないので、朝早くから夜遅くまで、オフィスや会場に詰めていなければなりません。
しかしながら、製薬会社に勤務している場合、年間の大半を通じて、勤務時間を自分でコントロールすることができます。患者さん相手の仕事ではないので。
大体どこの会社も10:00〜15:00をコアタイムとしたフレックスタイム制をとっていて、僕の場合で言えば、平素は7:30〜16:30、前の晩に飲みに行ったりして夜更かしした翌日は10:00出勤というように、文字通りフレキシブルに勤務させていただいています。
16:30に帰宅といっても、ノートPCで仕事持ち帰りというパターンも多いんですが。
とにかくまあ、家族と過ごす時間は飛躍的に増えました。
時間の使い方の自由度が高くなるせいか、病院や大学から製薬会社に転職してきて、新たな趣味を持つようになった同僚は多いですね。
かくいう僕もネット副業を始めて個人事業主にもなりました(「“オフィス ノー・ホールズ・バード”公式ブログ」参照)。
在宅勤務時間や出張、各種イベントを合わせると、恐らく臨床医(兼研究者)だった時代と実働時間は変わらないけれども、製薬会社に勤務する医師はその大半を自分でスケジューリングできるので、そういった意味での満足度は高いと言えると思います。
答えになっていますでしょうか?
→「医師の転職.net」トップページへ
ただし、イベント前になると様相は一変します。
開発で言えば医薬品医療機器総合機構への治験前相談や、治験開始前のキックオフ・ミーティング、メディカル・マーケティングならば大規模な講演会などがそうした「イベント」に相当します。
これらはやはり顧客(医薬品医療機器総合機構や治験参加医師、講演会の出席者や演者)主体で事を進めざるをえないので、朝早くから夜遅くまで、オフィスや会場に詰めていなければなりません。
しかしながら、製薬会社に勤務している場合、年間の大半を通じて、勤務時間を自分でコントロールすることができます。患者さん相手の仕事ではないので。
大体どこの会社も10:00〜15:00をコアタイムとしたフレックスタイム制をとっていて、僕の場合で言えば、平素は7:30〜16:30、前の晩に飲みに行ったりして夜更かしした翌日は10:00出勤というように、文字通りフレキシブルに勤務させていただいています。
16:30に帰宅といっても、ノートPCで仕事持ち帰りというパターンも多いんですが。
とにかくまあ、家族と過ごす時間は飛躍的に増えました。
時間の使い方の自由度が高くなるせいか、病院や大学から製薬会社に転職してきて、新たな趣味を持つようになった同僚は多いですね。
かくいう僕もネット副業を始めて個人事業主にもなりました(「“オフィス ノー・ホールズ・バード”公式ブログ」参照)。
在宅勤務時間や出張、各種イベントを合わせると、恐らく臨床医(兼研究者)だった時代と実働時間は変わらないけれども、製薬会社に勤務する医師はその大半を自分でスケジューリングできるので、そういった意味での満足度は高いと言えると思います。
答えになっていますでしょうか?
→「医師の転職.net」トップページへ
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コメント一覧
1. Posted by maui 2008年05月17日 04:53
自分で勤務時間をコントロールできるというのはいいですよね。もちろん、家にいる間も論文を読んだり、関連分野の勉強をするなど自己研鑽のために費やす時間も案外多いのでしょうが。でもそれは勤務医でも同じですからね。
最近、日本の製薬会社がアメリカのバイオテックを買収している流れがあり、今後も日本での製薬MD職はニーズが高くなると見ています。しかし、日系製薬は自社開発をあきらめて研究開発をアウトソースしているわけで、一時的ならばいいのですがこれを続けていくと長期的には競争力がなくなり衰退していくと思うのですが。米IT企業も研究開発をアウトソースし始めると最終的にはつぶれています。
最近、日本の製薬会社がアメリカのバイオテックを買収している流れがあり、今後も日本での製薬MD職はニーズが高くなると見ています。しかし、日系製薬は自社開発をあきらめて研究開発をアウトソースしているわけで、一時的ならばいいのですがこれを続けていくと長期的には競争力がなくなり衰退していくと思うのですが。米IT企業も研究開発をアウトソースし始めると最終的にはつぶれています。
2. Posted by tarakogohan 2008年05月25日 00:16


