2008年05月25日
医師が外資系製薬会社に転職する方法 (14)
taiさんから、「『複数の(転職)エージェントに登録した場合の問題とその解決法について別に述べます』とありますが、私は今まさにその様な状況にあるので是非『問題と解決法』についてご教示頂ければと思います」というお問い合わせを、僕の運営するブログ群のハブサイトである「“オフィス ノー・ホールズ・バード”公式ブログ」のコメント欄にいただきました。
ありがたいことに最近このように転職にご興味を持たれている、もしくは転職のための行動をすでに起こしている医師の方々からのコメントをちらほらといただけるようになりました(それもあって、今回、本ブログのサイドバーを改変して、自己紹介の直下にコメントリンクを移設しました)。
製薬会社への転職、そして製薬会社間の転職を経験したことがある医師として、微力ながら志を同じくする医師の皆様のお役に立ちたいと思いますので、こうしたお問い合わせには出来る限り応じていくつもりです。
というわけで、ややここまでの流れからはは逸れますが(お問い合わせや質問が多くなるようなら記事にする以外の方策を考えます)、今回は、「医師が外資系製薬会社に転職する方法 (9)」で触れた、医師が製薬会社に転職するにあたって(転職先は製薬会社とはかぎらないかもしれませんが)複数の転職エージェントに登録することのデメリットについて述べておきます。
一括投票ボタン
ありがたいことに最近このように転職にご興味を持たれている、もしくは転職のための行動をすでに起こしている医師の方々からのコメントをちらほらといただけるようになりました(それもあって、今回、本ブログのサイドバーを改変して、自己紹介の直下にコメントリンクを移設しました)。
製薬会社への転職、そして製薬会社間の転職を経験したことがある医師として、微力ながら志を同じくする医師の皆様のお役に立ちたいと思いますので、こうしたお問い合わせには出来る限り応じていくつもりです。
というわけで、ややここまでの流れからはは逸れますが(お問い合わせや質問が多くなるようなら記事にする以外の方策を考えます)、今回は、「医師が外資系製薬会社に転職する方法 (9)」で触れた、医師が製薬会社に転職するにあたって(転職先は製薬会社とはかぎらないかもしれませんが)複数の転職エージェントに登録することのデメリットについて述べておきます。
これまで述べてきたとおりで、製薬会社の医師求人のほとんどが非公開求人で、エージェントがどれだけその企業に食い込んでいるかによって情報の取れ方が違います。
エージェントによって関係が良好な製薬会社が異なるため(零細なエージェントでは、例えば極端な話、もともとある大手製薬会社の人事部や開発本部に勤められていた方が個人で開業されているところがあり、そういったエージェントは多くの場合、出身企業の情報を早く詳細に入手することができます)。
特定の製薬会社に入職希望の方であっても、どのエージェントがその製薬会社に強いかをあらかじめ知る術はありません。
もっとも、製薬業界未経験の医師であれば個々の企業の内実について噂レベルの情報を得ることも難しいでしょうし、ただでさえ椅子の数が少ないポストに就くことを求めるわけですから、初期の段階から選択肢を狭めるべきではないでしょう。
よって、複数の――可能なかぎり多くの――エージェントと接触すべきです。
製薬会社との密な関係を持っていなかったり、医師を製薬会社に紹介した実績が無いエージェントの方がむしろ多数派ですから、たとえば10社のエージェントと面接したとしても、「使えそうだ」と感じられるのは2〜3社にとどまるでしょう。
多くの業者の面接を受け、篩にかけて、できるだけ多くの信頼できそうなエージェントと並行して話を進めるのが、僕の経験からすると最善手です。
これは、非医学系の学生が普通に就職先企業を探す場合と同じ理屈で、内定はいくつ頂いてもかまわないわけです(医師が製薬会社に転職する場合、そういう贅沢な事態は稀ですが)。
製薬会社における医師のポストは流動性が高く、また、面接過程でとつぜん消滅したりすることすら稀ではありませんから、できるだけ多くの窓口を確保してリスクをヘッジしておきましょう。
さて、では、そのように複数のエージェントを通じて複数の製薬会社と並行して話を進める場合の「問題と解決法」とは何でしょうか?
→医師が外資系製薬会社に転職する方法 (15)
→有利な非公開医師求人ならハイネットDr.転職

→「医師の転職.net」トップページへ
エージェントによって関係が良好な製薬会社が異なるため(零細なエージェントでは、例えば極端な話、もともとある大手製薬会社の人事部や開発本部に勤められていた方が個人で開業されているところがあり、そういったエージェントは多くの場合、出身企業の情報を早く詳細に入手することができます)。
特定の製薬会社に入職希望の方であっても、どのエージェントがその製薬会社に強いかをあらかじめ知る術はありません。
もっとも、製薬業界未経験の医師であれば個々の企業の内実について噂レベルの情報を得ることも難しいでしょうし、ただでさえ椅子の数が少ないポストに就くことを求めるわけですから、初期の段階から選択肢を狭めるべきではないでしょう。
よって、複数の――可能なかぎり多くの――エージェントと接触すべきです。
製薬会社との密な関係を持っていなかったり、医師を製薬会社に紹介した実績が無いエージェントの方がむしろ多数派ですから、たとえば10社のエージェントと面接したとしても、「使えそうだ」と感じられるのは2〜3社にとどまるでしょう。
多くの業者の面接を受け、篩にかけて、できるだけ多くの信頼できそうなエージェントと並行して話を進めるのが、僕の経験からすると最善手です。
これは、非医学系の学生が普通に就職先企業を探す場合と同じ理屈で、内定はいくつ頂いてもかまわないわけです(医師が製薬会社に転職する場合、そういう贅沢な事態は稀ですが)。
製薬会社における医師のポストは流動性が高く、また、面接過程でとつぜん消滅したりすることすら稀ではありませんから、できるだけ多くの窓口を確保してリスクをヘッジしておきましょう。
さて、では、そのように複数のエージェントを通じて複数の製薬会社と並行して話を進める場合の「問題と解決法」とは何でしょうか?
→医師が外資系製薬会社に転職する方法 (15)
→有利な非公開医師求人ならハイネットDr.転職
→「医師の転職.net」トップページへ
トラックバックURL
コメント一覧
1. Posted by GS 2010年02月08日 01:12
石動先生、はじめまして。貴重な内容のブログ、大変に興味深く拝見しております。私は日本のMDであり、現在はアメリカのMBAプログラムに在籍中です。卒業後に在日ファーマへの就職を希望する場合、エージェントを介すべきこと、また原則として複数のエージェントへの重複登録は避けるべきことなど、先生ご指摘の通りに承知しております。
一方で「医師・転職・製薬」などでインターネットしますと、予想以上に多くの業者がヒットすることに驚きます。そして、少なからぬ業者が、その転職成功例を掲載しています。(そして、先生が試みられた実態調査の結果が示すように、それらの業者の実績・実力は、実際にはピンキリなはずです)
そこで、今後帰国の折には先ずエージェント巡りをしたいと考えておりますが、このエージェント選びに関して、今一度アドバイスを頂けたらと存じます。(例えば、萬有製薬のウェブサイトでは、「エージェントの方に」と題して、提携済みの特定エージェント以外とは係わらないことを明記しています。つまり、あるエージェントを選択した時点で、図らずも就職候補をも限定する結果になることが判ります。)
私の場合にはそもそも、「MBAを得意とするエージェント」と「MDを得意とするエージェント」の間での選択に迷ってしまします。最後に、外資系製薬を目指す場合、在日勤務や日本関連案件に携わることを前提としながらも、現地欧米での就職を目指すという作戦(現地の医師資格無し、就労ビザ要、英語でのコミュニケーションスキルに難あり、という前提で)に付いてはどう思われますか。
長文でのコメント、大変に恐縮です。
2. Posted by Mitzi 2010年06月19日 01:34


