2008年07月27日
CSR(企業の社会的責任)と製薬企業
Newsweek (ニューズウィーク日本版)
の2008年7月9日号で、今年の世界企業ランキングが発表されました。
これは同誌が、売上高や収益だけでなく、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)と財務的業績の両面から独自にグローバル企業を評価したランキングで、2004年から始まり、本年で5回目を数えます。
このランキングでは、上位10社のうち3社、上位100社のうち15社の製薬メーカーが名を連ねており、そのせいもあってか「製薬」に関して多くページを費やしてその社会的使命について論じています。
同誌では、世界的な高齢化や新興国市場の拡大などによって産業としての開拓余地はますます広まり、大きな成長機会があるとしながらも、一方では患者数が多く売り上げが期待できる疾患領域への集中や、規模のメリットに頼った巨額の研究開発費用投入といった従来の製薬産業のビジネスモデルが通用しなくなってきている現状を指摘し、業界全体が大きな転換期にあると述べています(石動も、それは日々実感するところです)。
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これは同誌が、売上高や収益だけでなく、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)と財務的業績の両面から独自にグローバル企業を評価したランキングで、2004年から始まり、本年で5回目を数えます。
このランキングでは、上位10社のうち3社、上位100社のうち15社の製薬メーカーが名を連ねており、そのせいもあってか「製薬」に関して多くページを費やしてその社会的使命について論じています。
同誌では、世界的な高齢化や新興国市場の拡大などによって産業としての開拓余地はますます広まり、大きな成長機会があるとしながらも、一方では患者数が多く売り上げが期待できる疾患領域への集中や、規模のメリットに頼った巨額の研究開発費用投入といった従来の製薬産業のビジネスモデルが通用しなくなってきている現状を指摘し、業界全体が大きな転換期にあると述べています(石動も、それは日々実感するところです)。
ちなみに、トップ20にランクインした製薬会社は以下の通り。
3位:アストラゼネカ
5位:ノボ・ノルディスク
10位:グラクソ・スミスクライン
17位:ロシュ・ホールディングス
メガ・ファーマの代名詞ともいえるファイザーは80位、日本の企業ではアステラス、エーザイ、武田がトップ100入りしています(それぞれ35位、58位、87位)。
他業種ではスター・バックスが15位、トヨタが70位、マイクロソフトが121位だったりするので、Newsweek (ニューズウィーク日本版)
のランキングが企業規模や売上高のみで決まるものでないのは明らかです。
CSRにも重きを置くランキングだからこそ、いくつかの製薬メーカーが上位占めたことに意義があると僕は思います。
――そもそも他人の不幸で儲けているようにみえる企業に、世間はいい印象をいだかない。「製薬会社の信頼度は非常に低い。政府と同じくらいだ」(p63)。
製薬企業への転職を志す医師の多くが抱く不安のひとつが「やりがい」です。
社会への貢献度を反映したNewsweek
のランキングはそのような不安を持つドクターが転職先を選択する上で有用な指標になるかもしれません。
→「医師の転職.net」トップページへ
3位:アストラゼネカ
5位:ノボ・ノルディスク
10位:グラクソ・スミスクライン
17位:ロシュ・ホールディングス
メガ・ファーマの代名詞ともいえるファイザーは80位、日本の企業ではアステラス、エーザイ、武田がトップ100入りしています(それぞれ35位、58位、87位)。
他業種ではスター・バックスが15位、トヨタが70位、マイクロソフトが121位だったりするので、Newsweek (ニューズウィーク日本版)
CSRにも重きを置くランキングだからこそ、いくつかの製薬メーカーが上位占めたことに意義があると僕は思います。
――そもそも他人の不幸で儲けているようにみえる企業に、世間はいい印象をいだかない。「製薬会社の信頼度は非常に低い。政府と同じくらいだ」(p63)。
製薬企業への転職を志す医師の多くが抱く不安のひとつが「やりがい」です。
社会への貢献度を反映したNewsweek
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